幻想図像集と人魚 🧜♀️
人魚について詳しく調べたくて、図書館に出向いたところ・・・これは!と手に取ってみた。その本は「幻想図像集 怪物篇」。
他にもシリーズがあって、「悪魔・骸骨篇」「神々・占星術篇」など古代の文明時代からヨーロッパ、アフリカ、アジア等の世界中の集めた図像の資料が載っている。
この本を元に、キャラクターとか世界観をイメージを考えて作る人いるだろうなあ~ってこの本を読んでた。図書館で借りて読んでるからいつかは手に入れたいナ。
「人魚」は神話や民話で登場する。
上半身は美しい女性、下半身は魚の尾びれの姿で描かれることが多い。
女性の人魚は「マーメイド」
男性の人魚は「マーマン」と呼ばれている。
見た目は、女性の人魚は美しい姿をしているが、男性の人魚は醜い姿をしているという・・・。そいえば、「幻想図像 怪物篇」に載ってた男性の人魚が描かれている図像は、くたびれたオジサンの姿が多かった。
けど、最近になって美形な男性の人魚のイラストをよく見かけるようになったし、さらに外国の男性の方で「マーマン」になりきってカッコよく決めポーズ撮ってる写真を見かけるようになった😁
👆これは、オリジナル要素強めで描いた人魚のイラスト。気合いれました。
人魚を「マーメイド」と似た類で。「セイレーン」や「ローレライ」がいる。
この「マーメイド」以外の「セイレーン」と「ローレライ」の共通する点は
🔵美しい歌声で、船員を惑わす。
🔵綺麗な女性の姿で現れる。
🔵海(池や湖)に引き込む。
共通する点は「女性」であること。(なんでかな?)
「セイレーン」について
「セイレーン」はギリシャ神話で登場し、前半では「上半身は女性、下半身は鳥の半鳥人」という姿で描かれていたが、後半では今の人魚の姿として定着するようになった。
*けど、この記事を書いてる自分はまだ浅い豆知識しか書けてないので、その辺はもう少し下調べが必要だなと思った。
👆は在学中に課題で描いたイラスト「歌うセイレーン」
「セイレーン」の画像検索すると、腕から手にかけて翼が生えている姿の「セイレーン」のイラスト又は昔の挿絵が出てくるんだよね。人魚バージョンもあるけど。
この描いたイラストは、「翼+魚の尾びれ」をミックスしたオリジナル要素満載の「セイレーン」のイラスト。(趣味嗜好がにじみ出てるねぇ改めて見ると・・・)
「ローレライ」について
「ローレライ」はドイツの民話で「女性の綺麗な歌声が・・・」という部分から登場している。姿はセイレーンと同じくとても綺麗な女性の姿で、歌声で人々が魅了すると言われている。
「ローレライ」が現れたと言われた場所は、ドイツ・ライン川。
ドイツ観光スポットで、「ローレライ」の銅像もある。(ぜひ、行ってみたい)
調べてみると、かなり有名な観光地であり、ザンクト・ゴアール対岸にそびえたっている岩壁に、船乗りたちが恐れていた場所という。
さらにライン川付近には、色々な逸話が残っている古い城があるとのこと。
「ローレライ」は水の精霊。
姿は「金髪で巻髪、美貌と綺麗な歌声で人々を魅了した」と言われているがそこに人魚ということに関して記述はない。(と思う)
船乗りたちがこのライン川に近づくとき、どこからともなく女性の歌声が聴こえ、その歌声に酔いしれてると、船乗りたちが船から降りて溺死してしまった。(うろ覚えだけども)
けれどもっ、「マーメイド」や「セイレーン」と同じく人々を誘惑する点では類似性はある。
ここまで紹介した人魚について、自分が気になっている書籍「幻想図像集 怪物篇」。
編集:八坂書房
この本では先程書いてたとおり、古今東西の怪物・妖獣の描かれた挿絵が紹介されいる。
書店で購入できるのは紀伊國屋書店、ネットであればアマゾンで購入できる。
ゲゲゲの鬼太郎と人魚
言わずもがな、水木しげる作品でも世界各地の人魚の絵とともに話が紹介されている辞典もある。漫画でも。
そこで紹介するのは「鬼道衆」という話。
ストーリー(短め)
~海の海岸沿いで女の子の赤ん坊を拾った夫婦が育てた娘は女王人魚であると知る。女王人魚を探していた鬼道衆たちは女王人魚の証拠である娘を狙うことになり、鬼太郎たちはその娘を必死に守ろうと動く。~
内容を一通り読んで見ると、海辺で拾った子供が人魚だった、そして成長した子供が人魚に変身し、海へ帰るという話がかぐや姫の話と似ている部分があって話を作るとき、こういう昔ばなしにある話を引用するのもありなのかと思った。(参考にしまする)
人魚のイラストも描いて、さらに鬼太郎シリーズも描きたくなったので描いた。
最後の別れのシーンがいいなと思って、原作を少し真似しながら描いた。
女王人魚の娘と母親の後ろには、登場している鬼太郎たちが最後の別れを感動して泣いてるところ😅
こんなシーン原作にはないんだけど。
では、これで終わりにします。また書くね=👋
0コメント